タイ生活24日目がやってきた。
今日はいよいよニマンヘミンのホテルをチェックアウトし、旧市街のホテルへと移動する。
明日から3日間開催されるソンクランの水かけ祭りに備え、今日旧市街入りするのだが、、
僕はソンクランを甘く見ていたようだ。
まさか、こんな事態になるなんて。。
戦争前の腹ごしらえ
12時ごろ、チェックアウトギリギリの時間で部屋を出る。
荷物はバッチリ、気合い十分だ。
顔も十分w
チェックアウトしてから一旦ホテルに荷物を預け、いつもの場所にやってきた。
ソンクランの前日か、MAYAモールの前は賑やかになっていた。
さて、今日はフードコート、、
ではなく、MKレストランにやってきた。
おそらく、今回のタイ生活で最後のMKレストランになるだろうから、味わって食べよう。
今日のメニュー。
安定のしゃぶしゃぶセット。
MKレストラン特製のタレをつけていただく。
やっぱり、めちゃくちゃうめぇ。
何を食べてもうまい。
毎日通いたいくらいw
店員さんもめちゃ気が利いて、適宜お茶やだし汁、特製タレの補充をしにきてくれる。
あぁ、また行きたい。
お会計は600バーツ(約2,500円)になります、、
幸せの代償w
いざ戦場(旧市街)へ。命懸けのホテルチェックイン
ホテルに戻り、荷物をピックアップしてからGrabタクシーを呼んで旧市街のホテルへと向かう。
のだが、なぜかGrabタクシーがなかなかつかまらない。
1件目ヒットしたと思ったら、ホテルのエントランスまで全然来ない上にキャンセルされた。
2件目は「トイレ行きたいから別のタクシー呼んで」って言われて、これまたキャンセル。
なんでやねんw
30分ほど死闘し、3件目の正直。
ようやくつかまった。
しかも、めっちゃ良い感じのお兄さん運転手だった。
なんか、理不尽なことがあった後の優しさって、心に染みるよなw
それはともかく、旧市街のホテルへと向かう途中、やけに渋滞が激しいなぁと思い外を見てみると、、
旧市街を囲む道路の両側、めっちゃ屋台が出てた。
そして、武器を片手に獲物を見る目で狙いを定めてくる人々の姿も。
あれ、ソンクランって明日からだよね?
4月13〜15日の3日間って聞いたんだけど?
今日、4月12日なんだけど?
あれれぇ〜、おかしいなぁ〜w
僕はソンクランを甘く見ていたようだ。
ソンクランは何も、13日きっかりで始まるわけではないのだ。
でも、フライングにしては早過ぎやしないかw
ソンクラン前日の移動は絶対やめた方がいい、、そう学んだ瞬間だったw
とりあえず、Grabタクシーでなんとかホテルの目の前までやってきたが、
ホテルの目の前で待ち構えていたのは、、
武器を持った兵士の姿だったw
いや、聞いてないしw
ダメ、絶対かけないでね!
今、荷物持っているから。
リュックにパソコン入ってるから!!
と、「絶対にかけるなオーラ」を全開にしてなんとかホテルのフロントに潜入。
いやぁ、死ぬかと思ったわ。
もう一度言おう、ソンクラン前日の移動は絶対にやめた方がいい、
せめてソンクランの2日前の移動がベストだ、ということを痛感した。
今回は運良く何事もなかったが、きゃつらの獲物を見る目は恐ろしいからな。
危うく狩られるところだったぜ、ふぅ〜w
無事にチェックインを済ませ、部屋の中へ。
今回泊まるのは旧市街、チャンプアック門近くの「ル カナル ブティック ハウス(Le Canal Boutique House)」というホテルだ。
実はここ、前回のタイ旅行(コムローイ祭りの時)で一度泊まっている。
ここは場所もコスパも良いので、今回もリピートさせてもらった。
部屋はコンパクトサイズで、個人的にはこれくらいのサイズ感がちょうどいい。
ベッド正面にはテレビと机、椅子、あと不審者が1名w
テレビは、アマプラやYouTubeが観られる仕様になっている。
素晴らしい!
トイレとシャワー室。
実にシンプルな造りだ。
今回はここに5泊するが、お値段はなんと17,800円。
1泊のお値段じゃないよ?
5泊で17,800円、つまり1泊当たり約3,500円という衝撃の安さ。
まさにコスパ最強のホテルだ。
スタッフもとても親切なので、満足度は高い。
今日から5日間、ここを拠点に活動しようと思う。
命懸けで旧市街の高級オシャンティーカフェに行ってきた
荷物を広げてなんやかんやし、ひと段落したところで、
そろそろ旧市街を出歩いてみようと思う。
さっきも見たように、旧市街はすでに戦場と化している。
生半可な装備だとズタボロにやられるので、装備を整えてから出かけることにする。
防水バッグにスマホ用防水ケース、GoPro、そして水着。
これで準備は完璧だ。
顔も気合い十分だw
さて、いざ戦場へ。
出歩いてわずか数分の出来事だった。
道を歩いていたら、戦闘に巻き込まれてしまった。
道路の反対側からも攻撃をくらう。
全くもって油断できない。
開始10分足らずで、すでに全身ずぶ濡れだw
恐ろしい、これがチェンマイ旧市街の実力だ。
なんとなくぶらぶらと20分ほど歩いていたら、オシャンティーなカフェを発見。
ここは「See You Soon Cafe」というオシャンティーカフェだ。
実はここ、以前から行ってみたいなぁと思っていた場所だ。
今日たまたま空いていたので、入ることに。
メニュー表、めっちゃ分厚い。
悩みに悩んで注文したのが、
まず1品目はこちら、
アボカドスムージー。
チェンマイ大学のカフェでアボカドスムージー売り切れで悔し涙を流したばかりだからなw
リベンジというわけだ。
早速飲んでみたら、、
うん、これはイケる!!
味の形容はし難いが、アボカドのトロッとした喉越しが好き。
そして、2品目のメインで頼んだのは、、
フィッシュカレー。
これ、写真では伝わらないが相当デカい。
1.5人前くらいの量はある。
辛さは控えめ(リトルスパイシー)とのことだが、お味は、、
いや、普通に辛いやんけw
汗が大量に噴き出してくるわw
でも、ココナッツミルクのおかげでまろやかさもある。
味は美味しい、、でもちょっと辛い。
あと、ボリュームあり過ぎて全部食べきれなかった。
合計400バーツほどのお会計。
今日は昼飯と今回の飯(早めの夕飯)で1,000バーツ使ったw
贅沢三昧な1日だったな。
明日は節約しよう(たぶんw)。
詐欺に遭いそうになりました
See You Soon Cafe に(See You Soonと)別れを告げ、
再び行動開始。
このまま旧市街を散歩しつつ、ホテルに戻ろうと思いしばらく歩いていると、
突然タイ人と思しき人から英語で声かけられた。
出会い頭、
「Can you speak English?(英語話せる?)」
と聞かれ、僕は
「A little bit.(少しだけ)」
と答えた。
すると、こんなことを言われた。
「私は旅行者で、今財布を無くしちゃって。なので、ご飯を食べるお金を恵んでくれませんか?」
って。
一瞬、「いくら必要?」って聞こうとしたが、待てよ!?
これって、もしかして “詐欺” じゃね?
だって、財布を無くして「ご飯を食べるお金」を恵んでほしいって時点でおかしい。
「財布を無くして移動手段がないから交通費プリーズ」ならまだわかるけど、「ご飯食べるお金」がなぜ必要なのかって話。
一応出身尋ねたらタイ出身って言ってたし。
そもそも、財布無くしたなら親なり友達なり、もしくは地元のタイ人を頼ればいい話だ。
よく考えたら、僕が声かけられたのは人通りの少ない場所だった。
近くに一人だけ地元の人がいたが、その人には声かけずに、
なぜわざわざ言葉の通じにくい外国人の僕に声をかけるのか。
この時点でおかしいことに気づき、僕はそっとその場を離れた。
なので、「財布無くしたので恵んでほしい詐欺」にはくれぐれも注意してほしい。
僕も危うく引っかかるところだったので、良い勉強になった。
激しい戦闘に巻き込まれました。
恵んで詐欺をなんとか切り抜け、人通りの多い旧市街の大通りに出てきた。
すると、道路にはピックアップトラックに乗ったハンター達が勢揃いしていた。
当然のことならが道路は大渋滞だが、そんなのお構いなしだ。
可愛い天使たちが、悪魔の笑顔で近づいてくるw
なんか顔に塗りたくられたw
こっちでも。
これがタイの旧正月を祝う伝統の儀式なのだろうか。
それにしても、この顔に塗りたくるやつ、冷っとして気持ちいい。
そういえば、僕はまだ武器を持っていない。
丸腰のままここまでやってきたのだ。
ということで、武器の売っている露店へ。
大型の獲物も考えたが、今回は機動性を重視して小型の獲物を100バーツでゲットした。
これで対等に戦えるぞ。
と思っていたが、、
あっけなく敗北。
氷漬けの水をお見舞いされたw
豆鉄砲はなんの役にも立たないことがわかった。
やはり、ソンクランにおいて最強の獲物はこれしかない。
バケツ一択だw
そういえば、僕も7年前のソンクランで同じようなことしたっけ。
これ、ぶっかけるの楽しいんだよねw
ホテルの目の前までやってきた。
ホテルの住人らしき人が獲物を待ち構えている。
実に楽しそうだ。
そんな姿を横目に、僕はホテルへ帰還。
ズタボロにされたけど、なんとか命は無事だったw
明日は勝ちに行きます。
部屋に帰ったら、水浸しで無惨な姿になっていたw
これが現実。
でも、今日半日だけだけどなかなか楽しめたと思う。
ソンクラン期間中はちょっとお出かけするだけでもアトラクションだ。
全身ずぶ濡れは覚悟したほうがいい。
よし、今日はズタボロにされたけど、明日こそはズタボロに仕返してやるぞ〜!
やられたらやり返す、100倍返しだっw
てな感じで明日も楽しんでいこうと思うので、お楽しみに。
では、バーイ!
(タイ生活25日目へ続く↓)
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